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  • 執筆者の写真Japan IVO

新しいラジオ波治療機器を使用しました

新しいラジオ波治療機器を使用して2症例を治療しました。

この機器は薬事承認、保険収載はすでに済んでいますが、実際にこの機器を使用するのは順天堂が世界で初めてです。ラジオ波治療機器では世界でトップシェアを持つ企業が日本の市場に合わせて開発した製品です。

これまでのラジオ波治療機器と本質的には違いはないのですが、出力アルゴリズムが工夫されていること、アクティブチップ(非絶縁部)の長さを調節できる可変型電極となっていること、機器のセットアップが短時間できること、対極板に温度センサーがついていること、など様々な点が工夫されています。もう少し改良すれば、世界で最もレベルの高い ablation が行なわれている日本でも受け入れられるものと思われます。

Ablation の分野には近年続々と新しい機器が導入され、治療を支える周辺技術にも様々なイノベーションが見られています。順天堂ではより優れた機器や技術を積極的に取り入れ、さらに精度の高い治療を行なっていきたいと考えます。

今後高齢化社会が進む中で、根治性がありながら、低侵襲なablationはますます重要な役割を果たすと予想されます。

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