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  • 執筆者の写真Japan IVO

中国の医療事情を視察するため上海を訪問しました(Fudan University Zhongshan Hospital)

9月21日(木)の午後はFudan University Zhongshan Hospital(复旦大学附属中山医院)を見学しました。

Zhongshan Hospitalは1700床あり、年間の入院患者数は84,000人、外来患者数は311万人とのことことです。肝癌の外科手術では世界的にも有名な病院です。

Prof. Lingxiao Liu はスラリとした美人です。AblationとTACEを同日に行うとのことで、angio台の上でまず超音波ガイド下にMWAを行ない、その後にTACEを行なっていました。 全身麻酔下で行われていましたが、挿管には喉頭鏡を使用していました。麻酔科医は1名のみでした。 最初はprotectorを着たまま見学していたため、暑くて汗びっしょりになりながらの見学となりました。 Ablationに引き続きTACEを行なうため1例、1例の時間がかかります。 10㎝を超える症例の治療も行われていました。私たちならばまずTACEを行ない引き続いてablationを行なうと思います。しかし、Prof. Liu はまずMWAを行ない続いてTACEを行なっていました。塞栓物質を少なくするためとのことでした。

12時30分から5例の治療が予定されていましたが、5例目の治療の途中で17時45分に病院を離れました。

椎名秀一朗

(写真はクリックすると拡大します)


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