6月27日(木)から29日(土)に、上海で開催されたThe 3rd Chinese Academic Forum on Ablation Therapy of Cancer and the 6th Shanghai Forum on Minimally Invasive Treatment of Cancerに出席しました。私以外にはドイツ、ギリシア、タイ、台湾の医師などがInvited speakersとして招待されていました。 私は28日(金)にAblation in Japanというタイトルで日本のablationの概要、私たちのRFAの成績、new-generation MWAの評価、トレーニングの重要性、順天堂で行っているトレーニングプログラムなどについてお話ししました。演壇に花が飾ってあったり背景も電飾が施されたりと日本の学会と比べると華やかな感じの会でした。
また、サテライトカンファレンスのmodulatorsをDr. 范、Dr. Alexis Kelekisとともに担当しました。Ablationを扱う会社がスポンサーのサテライトカンファレンスでしたが、Prof. Mengが肝臓のablationについて話した以外は2名の演者はlungのablationについて話していました。CT画像を使ったvirtual bronchoscopyをnavigationに使ってbrochoscopyを行い生検やablationを行うという話があり、大変興味深く思いました。
夜は学会主催のWelcome Partyがあり、その後、王岳先生と王先生の秘書のAnnさん、それから患者さんの息子さんに会いました。王岳先生は1998年5月から2004年12月まで東京大学に留学し、その後2年間を米国のNIHで過ごし、その後7年間、北京でChinese Center For Disease Control And Preventionのために働いた後、上海で会社を設立しています。
今年は中国に来る機会が多く、今回が3回目で、今後も8月と11月に訪中予定です。来年10月にはACTA (Asian Conference on Tumor Ablation) 2020 Tokyoを当教室が主催しますのでその宣伝も兼ねています。
椎名秀一朗