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JSUM 2017(日本超音波医学会第90回学術集会)報告

2017年5月26日~5月28日に宇都宮で行われたJSUM 2017(日本超音波医学会第90回学術集会)へ参加しましたのでご報告します。

日本超音波医学会学術集会は、頭頚部(脳神経、甲状腺)~体幹(乳腺、循環器、呼吸器、消化器、泌尿器、産婦人科領域)~四肢(運動器)に至る全身の超音波を用いた技術について医師、技師、工学士が一堂に会して討論する学会です。 超音波検査と言えば、体表、循環器、腹部、骨盤が中心でしたが、現在は形成外科、皮膚科の他に整形外科領域においてもX線検査の前に超音波を行う施設が多くなって来ています。また、超音波造影剤を用いた検査、磁場を用いて超音波プローブや穿刺針の位置情報を瞬時に計算して参照画像として表示する技術(Electromagnetic tracking system)や組織の弾性率を計算して表示する技術(Elastography)などが発達して、これまでにない技術革新の波が押し寄せてきています。 今回は、5月26日のワークショップ「肝腫瘤に対する穿刺・治療の進歩」の司会を横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センターの沼田和司先生と担当いたしました。演者の先生方のご協力で30分弱の総合討論の時間を取ることができて、Electromagnetic tracking systemや今後普及すると思われる新しい超音波穿刺アタッチメントなどの話題を中心に意見を交換しました。 その他、奨励賞の審査、各種委員会、来年の学術集会のキックオフミーティングに参加し、5月27日に行われた日本超音波医学会社員総会では議長の大役も仰せつかり、無事に責を果たすことができました。今後もさらに期待される超音波技術の発展に引き続き貢献していくことを自覚させられた学会でした。

今井康晴


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