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新年会

明けましておめでとうございます。

今年は、新たな展開をはかり、医局を充実させる年です。2012年12月の異動以降、小さな教室が大学内でのプレゼンスを示すためには何らかの特徴が必要なため、昨年までは肝癌のラジオ波焼灼術(RFA)の実績を上げることを最優先してきました。昨年3月には新病棟に引越し、整備された環境の中で治療ができるようになり、また、和歌山医大から清水先生が、慶応大学から谷木先生がRFAの修行に加わり、看護師の佐藤さん、看護助手の山中さん、超音波検査技師の高坂さん、久安さんなどがサポートしてくれるようになりました。その甲斐もあって10月の読売新聞記事「病院の実力」によると、順天堂大学はRFAの症例数で日本のトップになったことが確認されました。この実績により大学内での私たちのプレゼンスは確固たるものになりました。また、8月と10月に行なったRFAトレーニングプログラムには全国各地から受講者が集まり、対外的にもプレゼンスをきちんと示すことができました。

教室のもう一つの柱である胆膵領域でも、内視鏡や超音波を使用したinterventionを積極的に実施して、確実に実績を積み重ねてくることができました。肝癌患者の増加に伴い血管造影を利用したinterventionの症例も増加しています。

そこで今年はさらに発展させるために、以下の3点を実現、充実させて行く所存です。

第一には、新しいメンバーを加えることです。4月からは、三井記念病院から佐藤公紀先生が、伊勢崎市民病院から畑中健先生が、福島医大から林学先生が、RFAの修行に加わりますが、新たな展開に挑むためには、もっと多くの人材が必要です。

第二には、ただ忙しく診療をしているだけではなく、学問的雰囲気もある医局にしていきたいと思います。昨年12月28日に臨床リサーチカンファを初 めて行いましたが、今後は月に1度はこのようなカンファを行ない、期日までに自分の仕事をある程度まとめ、ディスカッションを通して仕事をブラッシュアッ プし、学会発表、論文作成をプロモートしていきたいと思います。また、臨床研究をするために、医療行為を行なうにあたってプロトコールを作成して、そのア ウトカムをきちんと検証するような姿勢を持って欲しいと思います。各々の将来に向けて業績を一段一段、積み重ねていくような環境をつくっていき たいと思います。

第三には、臨床の実績を量的にも質的にもさらにアップしていきたいと思います。データベースをきちんと機能させ、簡易版でよいので肝図システムを導 入し、そして何よりRFAの質をあげて他施設では救えない患者を1人でも多く救いたいと思います。治療がきちんとされないならば患者の命は救えません。そ のためには、限られた時間の中で、無駄のない、効率的なRFAを追求していく必要があります。

医局員一同力を合わせてより充実した教室になるよう精進していきましょう。皆さんが健康で実りある一年を送っていけるよう、祈念しています。

椎名秀一朗

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