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第1回Ablation Club 2019/7/5

2019年7月5日に第1回Ablation Clubを実施しました。第55回日本肝癌研究会の終了後直後から引き続きホテル椿山荘東京にて行いました。 この企画は若手の先生にアブレーションに興味を持ってもらうために実施しました。当初は参加募集人数の20名が集まるかどうか心配したのですが、実際には55名の先生が21施設から集まり大変活気のある会となりました。

最初にケーススタディを行いました。日赤医療センターの吉田英雄先生、静岡市立静岡病院の浜村啓介先生、都立墨東病院の大科枝里先生が症例を提示し、参加者から様々な質問や意見が出されました。その後、当院の小宮山泰之先生が類似症例を提示しディスカッッションに深みを与えました。座長は私と土谷薫先生(武蔵野赤十字病院消化器科)が勤めました。活発な議論により当初予定した時間を大幅に延長することとなりました。

別の部屋に移動し、都立墨東病院の浅野徹先生の乾杯の後、立食の意見交換会を行いました。予想以上の人数に料理はすぐになくなってしまいました。

その後、若手の先生に超音波ガイド下の穿刺やアブレーションをファントムや牛肝を使って体験してもらいました。超音波検査装置とラジオ波のジェネレーターを2組用意したのですが、人数が多かったため長蛇の列となり、興味を持つ先生方の多さは喜ばしいことでしたが各々の時間を制限せざるを得ませんでした。次回からは充分な体験を行えるよう検討したいと思います。 中締めの挨拶はこの企画に当初から関与したNTT東日本関東病院の寺谷卓馬先生が行いました。

アブレーションに関してはこのようなハンズオンの機会はほとんどありませんでした。若手の先生がこんなにも興味を持っていることがわかり、今後は頻回にこのような会を企画していきたいと思います。

ラジオ波などのアブレーションは低侵襲でありながら根治性のある治療です。早期癌だけでなく進行癌も対象となります。他の分野では外科手術が第一選択ですが、肝癌のアブレーションはSURF trialの結果をみても外科的治療に匹敵する治療です。 また、超音波ガイド下に肝腫瘍やその他の組織を採取する技術は、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の適応を検討する遺伝子検査のためにも有用となります。遺伝子変異を調べて効果的な抗がん剤等を選択する「がんゲノム医療」時代を迎えれば必要不可欠となります。 アブレーションや超音波ガイド下生検等の手技をぜひとも多くの先生に身に付けていただきたいと思います。

椎名秀一朗


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