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外来について

医療クラークの保坂さんが北海道に移るため8月末で退職します。保坂さんは、消化器内科の外来がスムーズに進行するように、きちんと予習をして頑張ってくれました。また、細事にとらわれず全体の流れをみて対応していました。

椎名教授の外来は、他の施設では治療が出来ないといわれた患者が全国各地から集まるだけでなく、海外からも患者が紹介されてくるため、大変混雑しています。このため、スムーズに外来を進行させないと、最後の順番の患者を診察する時間がどんどん遅くなります。順天堂では多くの場合、21時前後には外来を終了できていますが、前任地では最後の患者の診察が終わるのは日付が変わってからというのが常態でした。23時台に外来が終わると、「今日は早かったですね」、という話になっていました。

一人当たりの診察時間には限りがあります。きちんとした診療をするために最良の効率を考えています。患者さん全体のベネフィットを考える時、一人一人の患者さんの治療以外の要望に応ずることができない場合も多々あります。外来患者数を制限したり、新患患者の受け入れを中止したりしなくともすむよう、患者さんにも協力をお願いしています。

あるセミナーで、患者さんとのコミュニケーションの悪い例と良い例が提示されました。悪い例は、確かにこれでは良くないなと思う内容でした。良い例は、丁寧なやり取りでしたが、14分にわたるものでした。悪い例は3分40秒でした。長い時間をかけた場合、患者一人一人の満足度は上がりますが、50名診ている患者が15名しか診られなくなります。残りの35名はどうなるのでしょうか。なお、実際の外来では、患者とのコミュニケーションだけでなく、血液データをチェックしたり、画像を読影したりする時間が加わります。

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